ツールの進化により、映像表現の情報密度やクオリティーは上がり続けています。
その中でも大きな予算でしか使えなかったデジタルフィルムカメラ(シネマカメラ)が比較的低予算でも使用可能になった環境は新たな映像クオリティーの時代になったと言えます。
カラーコレクション、カレーグレーディングと呼ばれる色の調整によって被写体が持つ色の魅力を追求するようになりました。加えて CG・VFX の技術も上がり、想像した事は何でも技術的には実現可能といっても過言ではない状況になってきていますが、その中で何を表現するかがより問われています。溢れる情報の中から伝えたいことが何なのか?
ただリッチな映像を制作していく時代が終わり、人に何を伝えたいのか?その問いに対してあらゆる技術を駆使して最適な表現を模索し答えを追求し、人と人との間をクリエイティブで繋いでいきます。